2019年7月28日日曜日

190727 / Slither.ioは人生を象徴するゲームです



ゲーム:Slither.io


パソコンが重いとできませええええん


 心身の安全と最低限の衣食住が確保されていれば、幸せを噛みしめる機会って意外とそのへんに転がっています。
むしろゲームができる環境にいるなんて超贅沢です。


 布団をよせあつめて山にして、寄りかかってパソコンかニンテンドースイッチの電源をつけて、ドラッグストアで割安で買ってきたお菓子をつまみながらゲームで遊ぶ。

 太る。絶対太る。とても怠惰である。怠惰すぎて世の社会人から怒られる。

 しかしそんなときこそ、私は声を大にして言いたい。



 幸せだあああああああああ



 (なお就職活動はうまくいっていない模様)


本当に幸せだったらゲームなんてしてないと思いますけどー!

 まあ幸せって感じたもの勝ちなとこありますからね。
今日も幸せを噛みしめつつさらなる幸せを追求していきたいです。何の話だ。


 さて今回は、このみみずゲー(Slither.io)の話です。
(Slither.ioはブラウザ上でできます。やってみたい方はコチラから。)

 これは、広いステージに散らばるカラフルな光るタマ(えさ)を食べて、どんどん太く長くなっていくゲームです。
ステージには、世界中のみみずプレイヤー達がリアルタイムでうねうねしています。

 みみず達がやることといえば、マウスでうねうね移動してエサを食べるだけ。
制限時間も、到達目標もありません。
ただただ生命の存続を目指して食って食って走り続けるだけです。人生の真理。

 あ、他のみみずの体にぶつかっちゃダメですよ。
自分の体がまるごとエサになります。


あの光る帯はね……昔は全部みみずだったのよ


 そう!
つまり、とんでもなくでっかく成長したミミズがうっかり誰かにぶつかってエサになったとき、チャンスなんです。
ハイエナのごとく屍に群がり、誰よりも先に死肉を喰らえばあっという間に巨大化できます。

 画面左下に「Your length」(あなたの長さ)が数値で表示されているんですが、1000を超えたあたりから結構図体が大きくなって、小回りが利かなくなってくるのを感じます。
大企業?大企業なの?


長さ3000の世界


 このゲーム、おもしろいのは常に自分の大きさが変わらないように見えるとこなんですよね。


 自分のミミズが大きくなってくると、相対的に背景の六角形が小さくなってきます。
自分より機敏にウロウロする小さなミミズたちが増えてきて、エサの散らばる密度も高くなります。

 そこで初めて「あ、今自分でかいんだな」と実感するんです。


 そう、対比なんです。
対比によって客観的な自己がフワッと見える体験ができるんですこのゲーム。
まるで現実の人間関係のよう。



 めっちゃおもろくね?




 …えっおもろくない?なんでー!


たったすけて


 ただこのゲーム、シンプルなルールのわりに結構重いです。
たくさんのプレイヤーみみずたちが一斉にアクセスするからでしょうか、私のノートPC(9歳)だとミミズがちょいちょい時空の狭間にはさまって死にます。

 がんばって長く成長させたミミズがキラキラと分解されてエサになる様はそこそこに悲しいです。
盛者必衰の理(ことわり)を感じますね。これ数日前の記事でも言ったな。


 いつも平家物語しか思いつかないのはつまらないので新たな古文でも開拓しときます。


今日の最高記録は4110でした


 こう、頭を自分の体に沿わせるようにして移動すると事故りにくいです。
体で頭をガード。

 でも、あんまり小さく縮こまっているとぐるりと周りを取り囲まれてじわじわ絞殺されたりします。

 シンプルながらに、それぞれのミミズ作戦を持っていて面白いんです。


 ちなみにSlither.ioの読み方は「スリザリオ」です。


 先日スプラトゥーンをやりすぎたせいかなんか頭が割れそうに痛いので今日はこのへんで。
フォートナイトで鍛えられたエイム力を活かしてガチマッチのSランクを目指したい。

 それでは、ひかるでした。


[ひとこと]
デュアルスイーパー強くね?遠くからゴロゴロスライドして撃つの強いよお