2021年3月11日木曜日

210311 / Elonaの魅力をマンガで伝えようとしてみた



ゲーム:Elona


Elonaを始めたばかりの頃のスクショ


 私はElonaが好きです。
このゲーム日記ブログの記事の多くを占めるゲームがElonaです。エロナ。

 ですが、Elonaって、遊んだことない人がプレイ画面だけ見ても「????」ってなると思うんですよね。

 Elonaは、キャラクターを動かすマップ画面の下方に「あなたは○○の攻撃をうけた。」とか「火炎瓶は○○に命中した!」とか状況を説明する文章が出てくるので、それを読んで細かい状況を把握しつつ遊ぶんですけど、見方に慣れるまでちょっと大変…。

 そこで、Elonaのカオスっぷりを*直接!*皆さんにお伝えするべく雑な漫画を描いてみました。



その①



その②


 おわかりいただけただろうか。これがElonaです。

 このマンガをElonaを全く遊んだことのない友人に見せたところ、「うん……?(困惑)」という反応が返ってきました。そりゃそうだな。
このマンガ見て「あるあるwww」となった方々は既にエーテルに浸食されている。



週末のワイ


 いやあの、ちょっと言葉での解説を加えさせていただくとですね。


 「牧場で馬相手にハーモニカ吹いておひねり集める」っていうのは、そのへんの野山で捕まえたモンスターを繁殖させて増やすことができる施設「牧場」で、家畜たちを相手に楽器を演奏し、家畜たちから「いいぞ!」「ブラボー!」と投げ銭をもらう行為のことです。

 Elonaでは、家畜や町の住民などに「演奏」を聞かせると、おひねりとしてアイテムやお金がもらえます。
皆をウットリさせるほどの実力があれば、ストリートライブだけで食っていける吟遊詩人になれるかも!?レアなアイテムや大金が楽して手に入るかも!?という夢の泉デラックスです。

 ただし演奏スキルのレベルが低いと、強い住民から「うるさい!」と石を投げられて即死することがあります。それがElonaです。秩序などない。



とび森でおたまじゃくし釣ったときの
台詞は「カエルの子は オタマジャクシ!」


 次に、「釣りでもすっか」→「おたまじゃくしを釣り上げた!」→「おたまじゃくしの活け造り」についてです。
文字での説明にしないために絵を描いたのに、結局文字での説明になっている……


 まあこれはもう字面通りです。
エサつけた釣竿を使って水辺で釣りをした。おたまじゃくしが釣れた。だから活け造りにした。食べた。以上~~!です。シンプル。


 「おたまじゃくしって釣竿で釣れるの?」


 はい。考えてはいけません。
牧場で楽器をひいていたら鶏が「おひねり」として300㎏の折れた石柱をぶん投げてくるようなElonaの世界観においては、おたまじゃくしを釣って活け造りつくることの方がまだ現実味があります。

 できそうじゃない?その道一筋何十年の寿司職人さんとかなら、おたまじゃくしのいけづくり……米粒でちっちゃい寿司作れる人とかいるし……



ヴェネチアの伝統工芸にありそう(にわか)


 最後に、「ガラス細工の調理台」とか「それは呪われていた」という表記についてですね。
これは、Elonaの世界を楽しくさせるランダム要素のひとつです。

 Elonaのゲーム内に登場するアイテムはたくさんあります。
しかし、それぞれのアイテムに「接頭語」「素材の違い」「祝福・通常・呪い・堕落」などのステータスがつくことによって、アイテムの幅がさらに多くなるのです。


 たとえば、「キャンドル」という何の変哲もない家具アイテム。
よく町の壁にぶら下がっている灯りです。
この「キャンドル」には、ときどき「みすぼらしい」「いい感じの」「神々しい」などという接頭語や「木細工の」「ガラス細工の」「ダイヤ細工の」などといった素材の違いがランダムでつきます。

 接頭語は11種類、素材は30種類以上あるので、キャンドルの種類だけでも300通り以上の組み合わせがあるということです。改めて計算してみたらとんでもなかった。


 そんなわけで、Elonaの世界には、ガラスでできたキッチン台も、布でできたナイフも、鉄でできた雪ダルマもあります。
機械的なランダム生成の賜物を、想像する遊びがやめられません。布でできたナイフってなんだよ。



過去の記事より、雪だるまの例。
「簡単♪雪ダルマづくりでサクッと稼ぐ」


 そんなこんなでElonaはおもしろいのです。
私が好きな、不可解な事象の辻褄を合わせるようにあれこれ妄想を巡らせてストーリーを作る遊びにはうってつけです。(?)

 シミュレーションゲームとか縛りプレイが好きな人とかにも刺さりそう。
Elonaは、絶望的にステータスが低い種族でプレイしても、様々な選択肢を駆使することでちゃんとゲームを攻略することができます。
それがすごい。作り手のバランス感覚が本当にすごい。

 弱いカードだけで構成したデッキで、最強デッキに勝つ方法を探すみたいなわくわく感がたまらん。



自由度が高いって言ったらスカイリムもだよね!


 最近はスカイリムを遊んでるんですけど、なんかめちゃめちゃ酔うんですけど、これが歳ですか。
体力の限界なんですか。三半規管の衰えなのか。つらい
とりあえず酔いながらドラゴン倒した。


 趣味を楽しむにも体力が必要だということを実感します。
スカイリムを酔わずに遊ぶ方法を知っている人がいたら、ぜひ教えてください。


 それではひかるでした。
もうすぐ春だね!!!!!!!!!



[ひとこと]
今やってるゲーム制作が終わる気がしない