ゲーム:ザ・フレイム・イン・ザ・フラッド
時々、ゲームとの運命的な出会いを
果たしてしまうんですよね……
セール中のグレイブヤードキーパーを買って、倫理のジレンマに揺れたいぜ~と意気ごんでいた私ですが、うっかり違うゲーム買ってしまいました。
75%OFFセール+ゴールドポイント使用で48円ぐらいで買えました。うそだろ。
The flame in the flood ――直訳すると「大洪水の中の炎」です。
アメリカのインディーゲーム開発スタジオ、The Molasses Floodという所が作ったゲームで、先日の記事に載せた「ムーンライター」と同じ、テヨンジャパンが販売元です。
テヨンは元々ポーランドの会社だそう。
やっぱ北欧に移住すべきなんでしょうか。ゲームのために。
生き残りは私しかいないのかしら
このゲームでは、大洪水に見舞われて水没した世界で生き残った女性「スカウト」を操作して進行します。
そんなに荷物の入らないリュックと灯りだけを持って、文明の跡地をウロウロ。
減りゆく満腹度や水分量、体力、体温に気をつけながら、スカウトは他の生存者を探して冒険に出ます。
拾った植物を食べて、時にはやむなく汚水を飲んで、生き延びます。
あれです。何もしなければ自然と弱って絶命するタイプのゲームです。
わ……私の……好きなやつやん……抗えぬ物理の法則……
さあ!川をくだっていきますよ!
どんな冒険が待ち受けているのでしょうか!
そうですね、ひとつ確実に待ち受けているものを
挙げるとすれば、「死」ですかね
ほら、私たちってゲームで無双することに慣れてるじゃないですか。
銃なんて持ったことないのに金髪のイケメンFBCになってゾンビ撃ちまくったりするじゃないですか。
そういうのって現実味が薄いからこそ楽しいんだけど、現実味は薄いよね。(?)
このゲームも、あっという間に服やパンを作ったりできるという点では現実味が薄いかもしれませんが、イノシシに1回追突されて骨折して切り傷作って黄色ブドウ球菌にまで感染するという点ではファッキンリアルで怖いです。
怖いです。(2回目)
イイイヤアアアアアァァァァ
(※突然の雷雨)
傷を受けて時間経過で感染症とかやめて~!!
満身創痍
あ……朝陽が尊い………(泣
え、めちゃめちゃ怖いんですけどこのゲーム。
画面下にあるスカウトの顔見てみてください。
体が弱ってくるとどんどん血だらけの死神みたいな顔になっていきます。
骨折しちゃってから歩き方変だし……そのよたよた歩きほんとリアルだからちょ……ごめんて
ア゙ア゙ア゙゙ア゙゙アアアアアア
川を下りながら、所々に浮かぶ島に立ち寄って素材を集め命をつないでいたものの、4日経過したところで腹減ってスッと目の前が真っ暗になって死んでしまいました。
イカダで川を下っている間は、「障害物にぶつかるとイカダの耐久が減る」「一度通り過ぎた島には後戻りできない」「イカダを操作しているのでモノを食べたり装備を変えたりできない」って感じのルールです。
小島に上陸したときは、食べ物ひろったり焚火つくったり寝たりできますが、小島にある素材はそんなに多くないし、運悪くイノシシなんかに遭遇したら泣く泣く逃げるしかありません。
マイクラのように初日で「木の剣」とか作れたらいいんですけどね……
この、前に進むしかない感じ……前に進んでも死がちらつく感じ……
いいぞこれが人生だ(定期)
しかもこのゲームね、死んでしまったあとに
「ぼうけんの軌跡」が出るんですよね
ずっと昔に、マイクラでランダム生成した世界を時間制限つけて旅をして、限りある時間のなかでどれだけの景色を見ることができたかを記録し、最後にMineAtlas(http://mineatlas.com/)というツールで出した地図に色ペンで答え合わせをして「うわーッあのとき南にちょっと進んでいれば村があったのかー!くそー!」などと盛り上がる遊びをしていたことがあるんですが(もちろん一人で)、それを思い出してしまいました。
ちなみにこの川と島、ランダム生成らしいです。
ゲームの説明文にもある通り、「二度と同じ川をくだることはありません」。
じ……人生……
た……たのしいことをかんがえよう!
あははは~イースターのお祭り~無期限無利息ローン~~
ザ・フレイム・イン・ザ・フラッド、とても好きなタイプのゲームでした。
買って良かった。48円。
でも怖すぎて初回の死後はどうぶつの森へ逃げました。
描写が……描写がやばいんだって所々で……
ちな2020年5月14日まで75%OFFらしいです。
任天堂e-shopって、ときどき1000円のゲームが100円で売られてたりするから、いつまでもメルマガOFF設定にできないよね。
ほしいものリスト使っとくもんだね。
それではひかるでした。
さあ、2人目のスカウトでまた川下るぞ!!
[ひとこと]
ブログを書きながら、永遠の平穏と有限の命の狭間で揺れてる自分に気づいて笑っている









