2020年5月30日土曜日

200530 / レッドストーン回路の「コンパレータ―」



ゲーム:マインクラフト


もりもり増えてゆく回路の残骸


 こんにちは、ひかるです。

 最近ずっとウィキマイクラを行ったり来たりしています。
勤め先では、上司に反抗しすぎてそろそろ解雇されるんじゃないかと日々ソワソワしています。
落ち着きてえ~!


 今日は、動力を計るのが得意な「レッドストーンコンパレータ―」について、覚えたことをまとめたいと思います。


リピーターとよく似たかたち


 コンパレータ―は、灰色の土台に赤いランプ3つついたブロックです。
コンパレータ―にも、うっすら三角形の模様があるのが分かると思います。

 この三角形の模様、リピーターと同じです。
コンパレータ―も、三角形の示す方向に動力が流れます。



レッドストーン回路「リピーター」の記事はこちら



 「比較装置」なんて呼ばれるコンパレータ―ですが、一体どんなことができるのでしょうか?

 ウィキを読んでいたら、なんだか複雑な機能がいっぱいあってよくわかんなかっ
コンパレータ―は、できることが多い素敵なブロックです!

 とりあえず特徴を箇条書きにしてみます。


その1 後ろから入ってきた動力よりも、横から入ってきた動力が強いときは、オフになる(比較モードのとき)

その2 後ろから入ってきた動力よりも、横から入ってきた動力が弱いときは、そのまま(比較モードのとき)

その3 後ろから入ってきた動力の強さから、横から入ってきた動力の強さを引いて、引き算の答えの強さの動力を出す(減算モードのとき)

その4 チェストやかまどに入っているアイテムの数に応じて、いろいろな強さの動力を出す


 こんな感じです。たぶん
文字だけで見ると「????」って感じですね。

 コンパレータ―には「比較モード」「減算モード」の2つのモードがあって、右クリックで切り替えることができます。
三角形の先のほうについているトーチが消えているときが「比較モード」ついているときが「減算モード」です。

 つまり、パッと見ただけで、どっちのモードになっているかわかるようになってます。


これは「比較モード」だよ


 まずは、コンパレータ―の「比較モード」を見てみましょう。

 さっきの箇条書きにもあったように、比較モードになっているコンパレータ―は後ろから入ってくる動力」から入ってくる動力」強さをくらべます。

 2つの強さをくらべた結果、後ろからの動力の方が強ければ、横からの動力は無視してそのまま動力を流し続けます。

 たとえば、上図の左の回路。
「14」の強さで入ってきた後ろの動力と、「13」の強さの横の動力をくらべると、後ろの動力の方が強いので、コンパレータ―は強さ「14」の動力をそのまま出します。
じゅうぶんに強い動力が前へ伝わっているので、ライトもちゃんと光っています。


 しかし一方で、2つの動力の強さをくらべて、後ろからの動力の方が弱かったときは、コンパレータ―はオフになります。

 右の回路のように、「13」の強さで入ってくる後ろの動力と、「15」の強さで入ってくる横の動力では、横の動力の方が強いです。
コンパレータ―はオフになって前へ動力を流さなくなるので、ライトはつきません。


お次は「減算モード」


 お次は「減算モード」です。
算数の時間みたいになってきちゃいました。まあ算数なんですけど。

 「減算モード」は、簡単な言葉であらわすと「ひきざん」です。
「後ろから入ってくる動力」「横から入ってくる動力」でひきざんして、でてきた答えの強さの動力を前へ流します。

 上図では、2つのライトをつけるためには、「2」以上の強さの動力をコンパレータ―から流す必要があります。
強さ「1」の動力だと、ライトにとどく前に弱ってゼロになってしまいますからね。

 左の回路は、「13」の強さで流れてきた後ろの動力から、横の「11」の強さの動力を引いて、答えは「2」
「2」の強さの動力がコンパレータ―から流れているので、ライトがついています。

 しかし、右の回路はどうでしょう。
「13」の強さで流れてきた後ろの動力から、横の「15」の強さの動力を引くと、答えは「-2」で、ゼロより小さくなってしまいます。

 「ゼロより小さい動力が流れる」ということはつまり、「動力は流れない」ということです。
コンパレータ―から動力が流れないので、ライトもつきません。


これを応用すればひきざんマシンが作れるって寸法よォォオ!!
(たぶん)


 まじで最初にウィキ読んだときは「比較減算?????????????」って感じで詰んでましたが、実際にマイクラ起動してアレコレ試しているとなんとなく分かりました。
言葉が難しいだけで、起こっていることは単純な計算の組み合わせです。

 ちなみに私が読んでいたウィキのページはこれです。


レッドストーンコンパレータ―


 漢字アレルギーを発症しかけたけど頑張って読んだ。


 あ、それではコンパレータ―の最後の機能の紹介です。


なんとチェストやホッパーが電源代わりとなる


 コンパレータ―は、チェストかまどホッパーなんかに入っているアイテムの数によっていろいろな強さの動力を出すことができます。

 上の画像のように、アイテムの入るブロックにコンパレータ―をくっつけて、アイテムを入れるだけ。
ブロックとコンパレーターの間にもう1つブロックを挟んでもいけます。

 ちなみに、上の画像の一番上のチェストはアイテムが入っていません。
アイテムが何もない状態だと、コンパレータ―が検出する動力がゼロなので、ライトがつきません。


 この機能を利用すれば、「ホッパーつきトロッコからチェストに○○個のアイテムを移動したら、トロッコを発車させる」なんて装置が作れそうですね。

 それから、「強さ1の動力と、強さ6の動力を手軽に用意したい」と思ったときなんかにも使えそうです。
レッドストーンダストだけで強さ「1」の動力を作ろうとすると、電源につないだレッドストーンダストを14個ならべないといけないので、スペース確保が大変ですし。


 出したい強さの動力のために、具体的にどれだけのアイテムを放り込めばいいのかについては、さっきのウィキのURLから説明を読んでください(丸投げ)


ちなみにケーキも電源になる


 さて、コンパレータ―の主な機能の説明はこれでおしまいです。

 個人的には、ケーキが電源になることを知ってテンションが上がっています。
「ケーキを全部食べたらライトがついてケーキ不足をコックさんに知らせることができる装置」とか作れるじゃないですか。
いつ使うのか知らんけど


 では最後に、リピーターコンパレータ―を使った回路を載せておきます。
電源をいれると、カチカチと連続で動力を送ったり止めたりずっと繰り返してくれる回路です。

いわゆるクロック回路というやつだ。


形はこんな感じ。
電源につないだ減算モードのコンパレータ―と
コンパレータ―の横にくっつけたリピーター。
動力は左回りに流れるよ


電源をいれると、コンパレータ―に15の強さの動力が流れて
導線にも動力が流れる。
動力がリピーターに入ったとき、リピーターは動力の強さを
全復活(レベル15まで復活)させる。
しかし、リピーターは動力をちょっとの間止める機能があるので
その間だけは、リピーターから出る動力はゼロのまま


やがてリピーターから15の動力が出されると、
減算モードのコンパレータ―はひき算「15-15」によって
前へ流す動力がゼロになる。
ゼロになった動力はすぐに導線を伝ってリピーターにとどくが、
リピーターが動力を止めている間は
リピーターから出る動力は15のまま。


で、やがてリピーターから出る動力がゼロになると
コンパレータ―は再び電源から15の強さの動力を通す。
この繰り返し。


 電源ボタンとコンパレータ―の距離を離したり、導線を長くしたり、コンパレータ―とリピーターの距離を変えたりすると、また違った結果になってきます。
なんかおかしいな??うまくいかないな??となったときは、改めて計算してみるといいかも。

 クロック回路は、他にもたくさん種類があるみたいです。
ウィキにもたくさん載ってたけどもう全然わからん

 くっつけたホッパー同士でアイテムをいったりきたりさせて、コンパレータ―で動力を検出する方法はよく見かける気がする。
ずっとアレ何してんだろと思ってたけど、そういうことだったのか。


この竹をとびちらかす装置も、
肥料をあげるのにクロック回路を使っている


 「○○装置 作り方 簡単」とかでググればYouTube動画がいっぱい出てきそうですが、まずは自分でいろいろ試してみたくて1人でチマチマ試しています。
とりあえず計算機つくれるようになりたい。
試行錯誤の過程が一番楽しいってのあるあるだよね。

 それでは、ひかるでした。
次回はオブザーバーとかピストンについて書けたらいいな!


[ひとこと]
下のレバーで15、13、11、9を選んで、左のレバーで10、8、6を選ぶと、上のライトが1、3、5、7の答えを示してくれるひきざんマシン↓