2020年5月31日日曜日

200531 / 何度でもよみがえるさ!ゲームだから



ゲーム:フレイム・イン・ザ・フラッド


 自分の人生は死んだら終わり
前世の記憶を受け継いだまま、強くてニューゲームすることはできません。

 しかしゲームだとそこが疑似的に実現できますね。おもろい。
初めてこのゲームで遊んだときの記事はこちらでございます。(https://tabinokiroku20xx.blogspot.com/2020/05/200503.html



死ぬたびにスクショする奴


 フレイムインザフラッド、もう何度死んだかわかりません……
餓死もしたし溺死もしたしヘビの毒で衰弱死もしたしクマに襲われて戦死もしました。

 なかでも一番リアルで怖かったの死に方は、

 動物に襲われて負傷する → やっと逃げ込んだ家屋で一夜を明かすうちに死ぬ

 でした。
私の心の墓地に主人公の墓が15個くらい立っています。
うっしんどい
毎回苦しそうに死ぬ主人公を見る罪悪&絶望


明るい天気だと根拠なく「今回はいける気がする!」という
気持ちになるのは人間の不思議


 マインクラフトを初めてプレイしたときもそうだったんですが、サバイバル系のゲームしてると「現在の豊かな生活は多くの祖先の死によって確立されている」ってめッッッちゃ思うんですよね。

 サバイバルゲームでも現実でも、「これ食べたら死ぬよ」とか「あの動物に手出したら死ぬよ」とか「この武器もってれば死なずに貴重な材料が手に入るよ」とか、いろいろな生存の条件がありますけど、とにかく最初は誰も何も知らないから「死んで確かめる」という選択肢しかないんですよね。

 ゲームだとプレイヤーが何度でも蘇るから経験と知恵がたまってだんだん生存率が上がっていきますが、これ現実に置き換えて考えるとつまり、「個体数の多さと記憶力(論理思考力)」が生存率に関わってくるってことだと思います。いや知らんけど。


 ……Elonaで悪事をはたらきまくったときは「親密な関わりのある人がいないと罪を犯すことに躊躇しにくい」「一度手を染めると犯罪が犯罪ではなく手段になりやめられなくなる」「視覚・聴覚に関わる衝撃的な経験がないと残虐なことだと分かっていても実行しやすい」などいろんな仮説を思いつきましたが、まあそんな感じで、「何もしなくても生命の危機がやってくる系」のゲームはそういうの考えやすいと思います。はい。何の話だ。


人がいるうううううううううううゔうゔゔゔ


 そう、他人の存在のありがたさとかな!!!

 現実で人間とモメるとつい「こんな奴いなければ…!ギギギ」などと思ってしまうこともありますが、ヒトが生きるうえでの前提として、どんな性格の個体でさえ存在は必要であり大事なものなんだよなあー……などと、ゲームを通じて思い出すことができます。
大事にしよう☆にんげん。だから何のはn


たすけてぇだれかぁオイラもう……


 このゲーム、難易度が2つ選択できるのですが、難しいモードの方は「チェックポイントから復活」ができません。

 命はひとつだけ!異論は認めぬ!!ということでしばらく難しい方のモードで挑戦していたのですが、運が良くても2週間も生きられなくて半ベソでした。
食べ物も!薬も!服も無い!ケガしたら死ぬ!腐ったもの食べたら死ぬ!安静に寝ていれば腹が減って死ぬ!!!生or死の二進数!!!


 当たり前なんですけど、サバイバルって「すごく頑張ったから死なない」みたいなの無いんですよね。
すごくものすごーく頑張ったとしても、一度でも「失敗」したら死ぬ。
「結果がすべて」です。厳しい上司よりも厳しい。

 分野にもよりますが、「いやいや、結果に至る過程もちゃんと考慮してくれよ!収穫はあったんだからさ!!」って主張できる余地のある現代って幸せなんだな……まじマズローさんの定義……ベーシックインカム制度はよ…


 ちなみに、先日やっとスティックが正常に動作するコントローラーを入手しました。
操作性がバチクソに上がって生存率も上がりました。当たり前だ。


あああ……世紀末……


 怖いよ~ホラゲーかよ~~
ホラゲーはだいたい第三者の怨念生物兵器との闘いだけどこれは進めど進めど孤独自分との闘い……ザ無情インザ無常……

 うっかり「もし自分がこの世界で死に際を迎えたら……」とか想像するとしんどい。面白いけど。
すんごい悲しい気持ちで死にそう。でも「これで終わる……」とか思ってそう。
犬がいるのがせめてもの安らぎ。

 このゲーム、実は「構想の時点では犬はいなかったけど、プレイヤーの孤独が大きすぎるから後から犬を足しました」とかだったら面白いよね。
人間の心理の真相って感じだよね。


なぜこの島で一緒に暮らすという選択肢がないのこのゲーム
わたしマダムの孫になっていい?


 最初に載せた大量の死に画面(川のシルエットのやつ)をご覧の通り、このゲームではプレイするたびに違う形の川をくだり、配置も中身も違う島を訪れることになります。

 私が今生き延びているセーブデータ(と言っても復活地点で何回かコンティニューしている)では、序盤の方で奇跡的に人間に出会い、奇跡的に「オオカミの上着」をいただきました。
あれがなかったらコンティニューしたとしても序盤で詰んでたと思う。
チェックポイント少ないしね……


 ていうか、サバイバルゲームだから、人間を見つけてもうかつに話しかけようものなら身ぐるみ剥がされてブチ殺されるんじゃないかと思っていました。
今のところ皆いい人で、逆に不思議です。

 そこで私は生まれてくる人間の”善人と悪人の割合”を研究した結果がネットに転がっていないかなと思ってググってみたけど難しかったのでやめた。


こう……罠をしかけてウサギを獲るんじゃよ……


 このゲームには、ストーリーに沿ってゲームを進めるモードと、エンドレスに川を下り続けるモードがあります。

 いや、できねーよエンドレスモードなんて怖すぎて
旅人は答えた終わりなんてないさ終わらせることはできるけど~~な旅路を孤独な世紀末の川下りに費やすのしんどすぎる

 終わりがあるってことは幸せってことですよね。うん。
確かに寿命400年ぐらいならいいなーとか思うことはありますけど、永遠はちょっと……

 あ、でも自分が「もういいや☆」と思うまでずーっと生きて遊んでいたい気持ちはある。どっちだ


そんな想いを込めてかつて作ったWWAゲームがあるので貼っておきます
(外部サイト:https://plicy.net/GamePlay/68242


 レトロRPG的な俯瞰のゲームも好きだけど、フレイムインザフラッドみたいなゲームも作れるようになりたい~!

 あらわせる世界が増えそう。
しかしプログラミングの知識よりもマップチップ素材ばかりが増えていく私であった。
(WWA素材ばこ:https://tabinokiroku20xx.blogspot.com/p/wwa.html


 それでは、今日はこのへんで。
ひかるでした。
スカウトさんが人間と一緒に平和に暮らせるハッピーエンドが来るといいな~!
 

[ひとこと]
そういえば、WWAコンテスト2020年、始まってます
https://wwacontest.aruneko.net/